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一文半銭
いちもんはんせん
いちもんきなか
作家
作品

三遊亭圓朝
鈴木行三校訂・編纂

【名人長二】

去る九日こゝのか夕方ゆうかた夫婦して尋ねて来て、親切に嫁を貰えと勧め、その手当に五十両の金を遣るというので、もう間違いはないと思って、自分から親子の名告をしてくれと迫った処、お柳はあらわれたと思い、びっくりして逃出そうとする、幸兵衛は其の事が知れては身の上と思ったと見え、自分を気違だのかたりだのとのゝしりこづきまわして、お柳の手を取り、逃帰ったが、斯様こんな人から、一文半銭たゞ貰う いわれがないから、跡に残っていた五十両の金を返そうと二人をおいかけ、先へ出越して待っている押上堤で、図らずお柳の話を聞きまさしく実の母親と知ったから、飛出して名告ってくれと迫るを、幸兵衛が支えて、粗暴を働き、短刀を抜いて切ろうとするゆえ、これを奪い取ろうと悶着の際、両人に疵を負わせ、遂に落命させしと、一点の偽りなく事の顛末てんまつを申し立てましたので、恒太郎源八を始め、いずれも大きに驚き、長二の身の上を案じ、

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  • このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解 四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。

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Last updated : 2022/11/23