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一念発起
いちねんほっき
作家
作品

二葉亭四迷

【平凡】

 何の事だ? ちッとも分らん。完全を求めて得られんなら、悶死すべきでないか? 不犯ふぼんが理想で、女房を貰って、子を生ませていたら、普通の堕落に輪を掛た堕落だ。加之しかも一旦貰った女房は去るなと言うでないか? 女房を持つのが堕落なら、何故一念発起して赤の他人になッ ちまえといわぬ。一生離れるなとは如何どういう理由わけだ? 分らんじゃないか?

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坂口安吾

【閑山】

「されば、善根、回向は比丘のつとめ。ましてこの身は見られる如く世を捨てた沙門、お礼のことはひらに要り申さぬ。ただ、お言葉ゆゑ、所望いたしてよろしいものなら、なにとぞ、一念発起の心根をあはれみ、塵労断ちがたい鈍根の青道心にいたはりを寄せ給ひて、俗世の風が解脱の障擬とならぬやう、なるべく早う拙僧ひとりにさせて下されたい」

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  • このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解 四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。

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Last updated : 2022/11/23