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隠居謹慎
いんきょきんしん
作家
作品

森鴎外

【渋江抽斎】

順承はむすめ玉姫たまひめを愛して、これに壻を取って家を護ろうとしていると、津軽家下屋敷の一つなる本所大川端おおかわばた邸が細川邸と隣接しているために、斉護と親しくなり、遂に寛五郎を養子にもらい受けようとするに至った。罪を獲た数人は、血統を重んずる説を持して、この養子を迎うることを拒もうとし、順承はこれを迎うるに決したからである。即ち側用人そばようにん加藤清兵衛、用人兼松伴大夫はんたゆうは帰国のうえ 隠居謹慎、兼松三郎は帰国の上 なが蟄居ちっきょを命ぜられた。

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坂口安吾

【安吾の新日本地理 伊達政宗の城へ乗込む――仙台の巻――】

 三代目の綱宗が例の吉原の遊女高尾事件を起して隠居謹慎し、その時以来、仙台から遊女屋を追放して塩竈へうつしたのだそうだ。ムダなことをしたものさ。

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三好十郎

【斬られの仙太】

四月四日筑波を出て日光に飛んだ、天狗にゃ翼がある。早えや、次が下野太平山、あんまり太平でもねえ。そこで公方様が腹を立てなすって宇都宮以下常野十二藩に出兵を命ずと来たが、何しろ相手は命がけだ、埒が明かねえ。そのうちに水戸様不取締りとあって五月二十八日、幕命を以て天狗方の御家老武田伊賀守隠居謹慎、六月一日、同じく岡田国老をも隠居させ、諸生組の頭棟朝比奈、市川、佐藤を執権に据えは据えたが、天狗は筑波でやっぱりあばれる。

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  • それぞれの四字熟語の詳しい意味などは、辞典や専門書でお確かめください。
  • このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解 四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。

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Last updated : 2022/11/23