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盟神探湯
めいしんたんとう/くかたち/くがたち/くかだち/くがだち/くだたち
作家
作品

喜田貞吉

【炭焼長者譚 系図の仮托と民族の改良】

今日全国一千万戸以上の住民について、よくその家系を明らかにしうるものが果してその幾割あるであろうか。まことに寥々たるものに相違ないにかかわらず、明治初年の官吏がことごとく古い姓氏を名乗り、しかもその八割八分までが所謂源平藤橘の四氏によって占められているとは、何という馬鹿馬鹿しい事であろう。単にこの一事のみをみても、後世の姓氏なるものの大多数が仮冒であって、殆ど信ずるに足らぬものたることを知るに足ろう。しかもこの仮冒は後世になって始まったものではない。既に允恭天皇の御代において、甘檮あまかしの岡に 盟神探湯くがだちして氏姓の詐偽を正す必要があったのである。またこれを正すの目的で出来た筈の平安朝初めの新撰姓氏録にすらも、明らかに夷姓のものが皇胤を称している実例もあるのである。

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Last updated : 2022/11/23