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精神一到
せいしんいっとう
作家
作品

夏目漱石

【教育と文芸 ――明治四十四年六月十八日長野県会議事院において――】

 さて当時は理想を目前に置き、自分の理想を実現しようと一種の感激を前に置いてやるから、一種の感激教育となりまして、知の方は主でなく、インスピレーションともいうような情緒じょうしょの教育でありました。なんでも出来ると思う、 精神一到せいしんいっとう何事なにごとか不成ならざらんというような事を、事実と思っている。

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井上円了

【迷信解】

なにごとをするにも、一年三百六十五日みな吉と思って取り掛かればよろしい。精神一到すれば、いかなる凶日たりとも事の成らざる理はない。しかるに、日の吉凶などに迷うようでは、精神一到のできるはずなく、したがって、いかなる吉日に事をなしても成就せぬに相違ない。ゆえに余は、吉凶に迷うものには、三百六十五日みな凶日となると申してよかろうと思う。

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福田英子

【妾の半生涯】

この報たる実にのうらのためにすこぶる凶報なるを以て、やや失望すといえども、なんぞ中途にして廃せん、なお一層の困難をきたすも、精神一到何事か成らざらん。かつ当時の風潮、日々朝野を論ぜず、一般に開戦論を主張し、その勢力実に盛んなりしに、一朝平和にその局を結びしを以て、その脳裏に徹底する所の感情は大いに儂らのために奇貨きかなるなからん、この期失うべからずと、

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  • それぞれの四字熟語の詳しい意味などは、辞典や専門書でお確かめください。
  • このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解 四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。

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Last updated : 2022/11/23