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羊質虎皮
ようしつこひ
外見は立派だが、内容が伴っていないことのたとえ。見掛け倒し。
作家
作品

新渡戸稲造

【自警録】

男もこの点まで思慮しりょが進むと、先きに述べたる宗教のおしうる趣旨にかのうてきて、深沈しんちん重厚じゅうこう磊落らいらく雄豪ゆうごうしつとの撞着どうちゃくが消えてくる。かくなるとひつじのようにおとなしい性ととらのごときたけき質とを兼備する人格が出るであろう。漢学者の使用する一句に、「 羊質虎皮ようしつこひ」というのがあって、外面虎皮こひをかぶりて虚勢きょせいを張り、内心ないしん卑怯ひきょうきわまる偽物にせものす成語としてあり、

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喜田貞吉

【俗法師考】

ルヲ法羊僧と云。羊は卑き獣とす。獣中、僧中に卑しと云心也。羊質など云、同心也。
されば張良が一巻の書にも、羊質虎皮は恥也と云て、外に虎勢を成て内に羊の心あるを武士の恥辱とす。是羊を卑とする故也。

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Last updated : 2022/11/23