[11]【参考】「五節供」などを含む『江戸幕府の年中行事一覧』
= 春の七草・春の七種 =

  春の七草 
  七草がゆの作り方 
  秋の七草 
  秋の七草の家紋 
  夏の七草 
  冬の七草 
  七草の英名 

 春の七草・春の七種

 はるのななくさ
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春の七草画像「せり なずな おぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ」(「おぎょう」は「ごぎょう」とも)

[11]【参考】「五節供」などを含む『江戸幕府の年中行事一覧』

  • 「七草」の行事が行われる「人日じんじつ 」を含む「五節句」は、江戸時代の初期に江戸幕府によって「 式日しきじつ 」と定められ公式行事として行われたことは前述しました。
    1. 公武行事歳時記こうぶぎょうじさいじき「はしがき」及び「人日」の項より
      (窪寺紘一著 平成4年・1992年刊

       天正十八年・1590年八月朔日に徳川家康が江戸城に入城したことをもって、江戸幕府は八月朔日の八朔を公式の式日とするとともに、宮中の五節会に対応させて人日・上巳・端午・七夕・重陽を五節供に制定した。
       このことから、七草節供は全国的に行われるようになった。 この日諸侯は江戸城に登城し、貴賤七草の粥を祝食した。
  • このページでは、元禄10年・1679年に書かれた『年中行事御城之儀式』という文献で、江戸城での年中行事を見てみます。
  • 五節供の、正月七日、三月三日、五月五日、七月七日、九月九日がそれぞれ「御祝儀」「御祝」などと書かれているほか、最も大切な日とされた「八月朔日ついたち」は、『八朔御祝儀はっさくごしゅうぎ』とされ、「諸大名白衣服着す」と書かれています。
    1. 年中行事御城之儀式 元禄10年・1679年 
       菊本賀保著 『国花万葉種』
      「江戸年中行事」(昭和2年・1927年刊)より
      国立国会図書館所蔵

      『年中行事御城之儀式』に見られる『江戸城・江戸幕府の年中行事一覧』
      『年中行事御城之儀式』に見られる『江戸城・江戸幕府の年中行事一覧』

  • 江戸の年中行事を書いた『東都歳時記』で、江戸市中の様子を見てみます。
    1. 東都歳時記(江戸歳時記) 天保9年・1838年
      国立国会図書館所蔵
      元日の諸侯登城風景
      『東都歳時記(江戸歳時記)』に見る『元日の諸侯登城風景』
      初春の江戸市中
      『東都歳時記(江戸歳時記)』にる『初春の江戸市中』

      江戸の端午の節句
      『東都歳時記(江戸歳時記)』に見る『江戸の端午の節句』
      江戸の七夕
      『東都歳時記(江戸歳時記)』に見る『江戸の七夕』
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Last updated : 2022/11/23