『浮世絵・錦絵』 などを見る「目次」
- 天然痘(疱瘡、痘瘡)を防ぐとされた「朱描き鍾馗・朱鍾馗・赤鍾馗」。
- これは、葛飾北斎
の肉筆画「朱描き鍾馗・朱鍾馗・赤鍾馗」です。文化8年〈1811年〉の作品です。
- 葛飾北斎:江戸時代後期の浮世絵師。宝暦10年9月23日〈1760年10月31日〉? - 嘉永2年4月18日〈1849年5月10日〉。享年90。生涯に使用した号は30とされ。使用した号は「春朗」「宗理」「北斎」「戴斗」「為一」「卍」など。
- 鍾馗像は、疫病除け、厄除け、受験の神などとして信仰され、5月5日の端午の節句には幟や人形として飾る習慣があります。北斎が描いた赤い鍾馗は、赤い色が天然痘を防ぐのに効能があるとされたためで、ほとんどの部分が朱で描かれました。
- 【知識】世界保健機関 (WHO) は、1980年〈昭和55年〉5月8日、地球上からの天然痘根絶宣言を発した。
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葛飾北斎
「朱描き鍾馗・朱鍾馗・赤鍾馗」
= 文化8年〈1811年〉=
《ボストン美術館蔵》 |
葛飾北斎/朱描き鍾馗 ①
葛飾北斎/朱描き鍾馗 ②
葛飾北斎/朱描き鍾馗 ③
Last updated : 2024/06/29