『浮世絵・錦絵』 などを見る「目次」 《疫病除け・疫病退散》 海彦(アマビコ・アマヒコ) 怪鳥(アマビコ) アマビエ 朱描き鍾馗[一] 朱描き鍾馗[二] 朱描き鍾馗[三] 朱描き鍾馗[四] 朱描き鍾馗[五] 疱瘡絵・赤絵 疱瘡絵本・赤本 はしか絵(麻疹絵) 「アマビコ」は、海中から現れ、豊作や疫病などの予言をすると伝えられています。 国立国会図書館が所蔵する『広文庫(こうぶんこ)(大正5年・1916年)』には、江戸時代後期の天保14年(1843年) の日付の『昔日叢書(せきじつそうしょ)・長崎怪異書翰の写し』として、 肥後国(ひごのくに) の真字という所の海中から現れたという時の話が記されています。 海中に住むアマビコが『これから六年の間に人間の六分が死ぬ。しかし私の姿を描いた絵を見た者は病にあわない』と言ったとされます。 『広文庫』では、「怪鳥」の漢字を当てて「あまびこ」としています。絵でも、鳥のくちばしを持った姿をしています。 この原画は、国立国会図書館が所蔵する『廣文庫』に収載されたもの。(画像を明るくするために、当サイトにおいて若干の色調補正を行っています) 妖怪 「怪鳥・アマビコ・Amabiko」 = 天保14年(1843年)= 《国立国会図書館蔵 『廣文庫』大正5年(1916年)より》 『広文庫』では、 「怪鳥」の漢字を当てて「あまびこ」としている。 『広文庫 第1冊』標題 大正5年(1916年) 文学博士 物集高見著 おすすめサイト・関連サイト…