『浮世絵・錦絵』などを見る
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- 無類の猫好きであったとされる、江戸時代末期の浮世絵師、
歌川国芳 (寛政9年・1798年 - 文久元年・1861年)の一枚で、「流行猫 の曲手 まり」。 - 天保12年〈1841年〉頃の作品。(今から184年前)
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曲手鞠 は、鞠 をけったり、ついたりして見世物として演じる曲技・曲芸。曲鞠 とも。 - 曲鞠で評判だった菊川国丸の演目を、擬人化された猫が演じるという趣向。
- 都立中央図書館特別文庫室所蔵。
- 天保13年〈1842年〉刊の「
花紅葉錦伊達傘 ( 序)」に次のように見られる。- 「今世の中の流行は 国丸が鞠 国芳が猫に見立てし百面相 男の助の大当」
- 曲鞠を題材にした国芳の作品には、この他に「流行猫の曲鞠」とするものがある。
- 歌川国芳:江戸時代末期の浮世絵師。寛政9年11月15日〈1798年1月1日〉 - 文久元年3月5日〈1861年4月14日〉。一勇斎国芳、彩芳舎、朝桜楼、雪谷、仙真などと号す。こ絵の落款には「一勇齊國芳」が使われている。
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