『浮世絵・錦絵』 などを見る「目次」 
  • 浮世絵のジャンルのひとつに「寄せ絵」や「だまし絵」などと呼ばれるものがあります。人物や動物を寄せて人の顔や字を描いたり、絵の中に何かを隠していたりするトリックアートです。「遊び絵」という括り方もされます。
  • この絵は、歌川国芳うたがわくによしが描いた「みかけはこわいがとんだいい人だ」。
  • たくさんの人が集まって顔や手が出来ている。ちょんまげの部分は黒珊瑚を持った黒人か。全部で何人いるのだろうか。
  • 弘化4年〈1847年〉の作品とされます。
  • 歌川国芳:江戸時代末期の浮世絵師。寛政9年11月15日〈1798年1月1日〉 - 文久元年3月5日〈1861年4月14日〉。一勇斎国芳、彩芳舎、朝桜楼、雪谷、仙真などと号す。こ絵の落款には「一勇齊國芳」が使われている。また、「戯画」とも記されている。

「みかけはこわいがとんだいい人だ」
= 歌川国芳 =

大ぜいの人が
よってたかって
とおと いい人をこしらえた
とかく人のことは
人にしてもらわねば
いい人にはならぬ
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Last updated : 2024/06/29