『浮世絵・錦絵』 などを見る「目次」 浮世絵のジャンルのひとつに「寄せ絵」や「だまし絵」などと呼ばれるものがあります。人物や動物を寄せて人の顔や字を描いたり、絵の中に何かを隠していたりするトリックアートです。「遊び絵」という括り方もされます。 この絵は、月岡芳年(つきおか よしとし)が描いた「東京自慢十二ヶ月・六月 入谷の朝皃 新ばし 福助」。 こ絵では着物の柄が全て猫が集まった寄せ絵で、二本足で立つ「猫又」と思われる猫も描き、何やら楽しそう。 明治13年〈1880年〉の作品。 月岡芳年:江戸時代末期から明治中期にかけて活動した浮世絵師。1839年4月30日〈天保10年3月17日〉- 1892年〈明治25年〉6月9日。歌川国芳に師事した。画号は、一魁斎芳年(いっかいさい よしとし)、魁斎(かいさい)、玉桜楼(ぎょくおうろう)、咀華亭(そかてい)、子英、そして最後に大蘇芳年(たいそ よしとし)を用いた。 「東京自慢十二ヶ月」 六月 入谷の朝皃 新ばし 福助 = 月岡芳年 = 《 東京自慢十二ヶ月 》 六月 入谷の朝皃 新ばし 福助 月岡芳年 [国立国会図書館蔵] 月岡芳年「東京自慢十二ヶ月」の猫柄 《 東京自慢十二ヶ月 》 六月 入谷の朝皃 新ばし 福助 [国立国会図書館蔵] 〔部分〕 〔部分〕 〔部分〕 〔部分〕 〔部分〕 〔部分〕 〔部分〕 〔部分〕 〔部分〕 『浮世絵・錦絵』 などを見る「目次」 おすすめサイト・関連サイト…