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『 蚕養草』
菊川英山 |
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- 「蚕養草」は、菊川英山
による養蚕を描いた揃物。
- ボストン美術館所蔵。ボストン美術館では2図が確認されるが、何枚の揃物かは現時点では不明。
- 菊川英山
は、江戸時代後期の浮世絵師。(天明7年〈1787年〉 - 慶応3年6月16日〈1867年7月17日〉)
- ボストン美術館によれば、1807年(文化4年)の刊行。
- 蚕(カイコ)を飼い、繭から生糸(絹)を作る養蚕業に勤しむ女性たちの姿は、この絵の他に、1772年頃に勝川春章・北尾重政によって「かゐこやしなひ草」が、そのおよそ30年後の1798年頃には喜多川歌麿によって「
女織蚕手業草
」が書かれ、また、歌川重宣(広重二代)、玉川舟調、菊川英山、歌川貞秀、歌川芳員、歌川芳藤、楊洲周延らによっても題材とされている。
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Last updated : 2024/06/29