= 源氏香の図を描いた錦絵など =
ここでは、源氏香の図と呼ばれる図柄を書き込んだ浮世絵・錦絵などを見てみます。
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『 五節の花尽 』
歌川国貞 (歌川豊国三代)
- 江戸時代の浮世絵師、
歌川国貞 (歌川豊国三代)(天明6年〈1786年〉- 元治元年〈1865年〉)の『五節の花尽 』。 - 弘化4年〈1847年〉– 嘉永5年〈1852年〉頃。
- 五節句にまつわる花などを描き、源氏香の図と呼ばれる図柄を書き入れている。ただし、現在言われる源氏香の図とは異なる図柄も見られる。
- ボストン美術館蔵。
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正月/梅・鏡餅の図
源氏香の模様は椎本(しいがもと)。 |
雛祭/桜・雛人形の図
源氏香の模様は若紫(わかむらさき)。 |
端午/弓の図
源氏香の模様は花宴(はなのえん)。 |
七夕/夕顔・団扇の図
源氏香の模様は夕顔を描いたかとも考えられるが、この図柄はない。 |
重陽/紅葉
源氏香の模様は紅葉賀(もみじのが)を描いたかとも考えられるが、この図柄は紅葉賀に似ている薄雲(うすぐも)。 |