『浮世絵・錦絵』などを見る「目次」 『浮世絵・錦絵』などを見る判じ絵・地口絵 江戸時代、庶民の知的娯楽のひとつであった 判じ絵(はんじえ) や 地口絵(じぐちえ) と呼ばれる絵がある。 判じ絵(はんじえ)は、判じ物とも呼ばれ、絵画に隠された意味や言葉を当てさせるなぞ解き。 地口(じぐち)は、駄洒落の一種で、 語呂(ごろ) 合せのこと。よく使われる言葉やことわざを発音の似通った語句に置き換え、違った意味に読み替える言葉遊び。元の言葉を当てたりする言葉遊びにも使われる。 戯作者(げさくしゃ) を中心に言葉などが作られ、浮世絵師が様々な趣向を凝らした版本も作られた。 歌川国盛 鳥のはんじもの これは、判じ絵(はんじえ)。 鳥の名前を判じ物にしたもの。二十一種類が描かれている。 江戸時代の浮世絵師、 歌川国盛(うたがわくにもり) (生没年不詳)の作品。落款は一宝斎国盛。 弘化4年〈1847年〉- 嘉永5年〈1852年〉。 ボストン美術館所蔵。 下の画像をクリックすると、画面サイズに合わせて拡大して見ることができます。 拡大した画面上部の「 ▶ 」をクリックすると全画像をスライドして見ることができます。 鳥のはんじもの 「鳥のはんじもの」 《ヒント》 釣瓶(つるべ)の下の部分がない 《鳥の名前》 鶴(つる) 《ヒント》 駒を取る 《鳥の名前》 駒鳥(こまどり) 《ヒント》 黒い鍔(つば) 《鳥の名前》 燕(つばくろ・つばめ) 《ヒント》 城に目 !? 《鳥の名前》 目白(めじろ) 《ヒント》 喰いな 《鳥の名前》 水鶏(くいな) 《ヒント》 奉じろ 《鳥の名前》 頬白(ほおじろ) 《ヒント》 渦になっている「ら」 《鳥の名前》 鶉(うずら) 《ヒント》 帆と、刀を研ぐ人の着物の柄が蜘蛛の巣 《鳥の名前》 杜鵑(ほととぎす) 《ヒント》 礼をする関取 《鳥の名前》 鶺鴒(せきれい) 《ヒント》 「尾(お)」が長い 《鳥の名前》 尾長(おなが) 《ヒント》 歯と戸 《鳥の名前》 鳩(はと) 《ヒント》 頬に王将 《鳥の名前》 鳳凰(ほうおう) 《ヒント》 注連木(しめぎ)の真ん中がない 《鳥の名前》 鴫(しぎ) 《ヒント》 脇差しの真ん中がない 《鳥の名前》 鷲(わし) 《ヒント》 高砂(たかさご)の上半分だけ 《鳥の名前》 鷹(たか) 《ヒント》 二つの輪と真ん中がない徳利 《鳥の名前》 鶏(にわとり) 《ヒント》 臼(うす)の上半分だけ 《鳥の名前》 鵜(う) 《ヒント》 願かけをする娘 《鳥の名前》 雁(がん) 《ヒント》 鈴に目が !! 《鳥の名前》 雀(すずめ) 《ヒント》 火の輪 《鳥の名前》 鶸(ひわ) 《ヒント》 番人 《鳥の名前》 鷭(ばん) 『浮世絵・錦絵』 などを見る「目次」 おすすめサイト・関連サイト…