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判じ絵・地口絵

 江戸時代、庶民の知的娯楽のひとつであった 判じ絵はんじえ地口絵じぐちえ と呼ばれる絵がある。

判じ絵はんじえは、判じ物とも呼ばれ、絵画に隠された意味や言葉を当てさせるなぞ解き。

地口じぐちは、駄洒落の一種で、 語呂ごろ 合せのこと。よく使われる言葉やことわざを発音の似通った語句に置き換え、違った意味に読み替える言葉遊び。元の言葉を当てたりする言葉遊びにも使われる。

 戯作者げさくしゃ を中心に言葉などが作られ、浮世絵師が様々な趣向を凝らした版本も作られた。

竹内田蝶(歌川芳兼/一隣斎芳兼)
しん板手あそびづくしはんじもの
  • これは、判じ絵はんじえ
  • 十五種類の子どものおもちゃなどが判じ物になっている。
  • 落款の一隣斎芳兼いちりんさいよしかねは、江戸時代末期から明治時代にかけての浮世絵師、竹内田蝶たけうちたちょう(天保3年9月23日〈1832年10月16日〉 - 明治14年〈1881年〉1月25日)で、歌川芳兼うたがわよしかねとも称した。
  • 嘉永2年〈1849年〉- 嘉永5年〈1852年〉頃の作品。
  • 国立国会図書館所蔵。
「しん板手あそびづくしはんじもの」 
《ヒント》
駕籠(かご)を蒸篭(せいろ)で蒸している
《名前》
虫籠(むしかご)
《ヒント》
筆の上半分と絵
《名前》
《ヒント》
逆さまの蔵を焼く
《名前》
楽焼(らくやき)
《ヒント》
樽に濁点と魔
《名前》
達磨(だるま)
《ヒント》
耳を搗く
《名前》
木菟(みみづく)
《ヒント》
人魚
《名前》
人形
《ヒント》
武蔵野の図
《名前》
むさし
「十六むさし」という遊び。十六武蔵、十六六指、十六目石とも書く。
《ヒント》
的と井
《名前》
纏(まとい)
《ヒント》
子どもが鯛
《名前》
太鼓
《ヒント》
〔未詳〕
《名前》
〔未詳〕
《ヒント》
頬を突く蝶と狆(ちん)
《名前》
ほおづき提灯
《ヒント》
《名前》
独楽(こま)
《ヒント》
〔未詳〕
《名前》
〔未詳〕
《ヒント》
橋と子ども
《名前》
梯子(はしご)
《ヒント》
苧(お・からむし)と、香車の雨降り
《名前》
おしゃぶり
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Last updated : 2024/06/29