『浮世絵・錦絵』 などを見る「目次」 
《疫病除け・疫病退散》
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  はしか絵(麻疹絵)  

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はしか絵(麻疹絵)
  • 疱瘡ほうそうは見目定め、麻疹はしかは命定め」ということわざ が江戸時代にあったとされます。疱瘡、すなわち天然痘は発疹の跡が残ることがあるために「見目定め」と言われ、一方、麻疹は感染力が非常に強く症状も命に関わるほどの感染症であるため「命定め」の病気と言われたということです。
  • 江戸時代には麻疹がたびたび流行を繰り返し数多くの感染者と死者が出ました。特に大流行した幕末の文久2年〈1862年〉(今から163年前)には、江戸だけで約24万人の死者が記録されており(Wikipedia  )、江戸の街に予防や回復を願う錦絵が数多く出回りました。ここに掲載した絵も、ほとんどが文久2年〈1862年〉のものです。
  • 絵には、麻疹の予防や治療に「よい」、または「よくない」とされた食物などが上げられ、養生の方法、まじないの方法なども描かれています。
  • これらの絵は「はしか絵(麻疹絵)」という括りで呼ばれることがあります。ここでは、関連するそれらのいくつかを見てみることにします。
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Last updated : 2024/06/29