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『春興五十三駄之内・目次』
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葛飾北斎
『 春興五十三駄之内 』
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- 『春興五十三駄之内』は、
葛飾北斎
(宝暦10年9月23日〈1760年10月31日〉? - 嘉永2年4月18日〈1849年5月10日〉)による、享和4年・1804年
初摺り [注:1] の作品。
注1:享和4年を初摺りとする根拠は、例えば藤沢の道標に「享和四甲子年正月吉日」の文字が、また、石薬師の御手洗に「享和四年甲子春」の文字がなど見られることから。
- 初摺り版では、狂歌が入っていたものと思われ、このページでもその数点を掲載している。
- 初版の刊行後、狂歌が削除された版が出版され、さらに、数図の削除と追加が行われたのではないかとされる。(永田生慈著「葛飾北斎 東海道五十三次」に詳しい )
- このページでは、ボストン美術館所蔵の版を中心に(別摺版を含む)、狂歌入りの版をフランス国立図書館所蔵版から、また、後に追加された柳川重信(1787 - 1832)による 8枚をフランス国立図書館所蔵版を使用している。
- 版の違いによる削除と追加については、永田生慈著「葛飾北斎 東海道五十三次」に詳しい が、初版から削除された図は 9図 [注:2] で、柳川重信の筆で追加されたのは 8図 [注:3] とされる。
注2:「日本橋」「品川宿」「原」「鞠子」「藤枝」「秋葉山之春里」「鳳来寺春景」「岡崎」「宮」
注3:「日本橋」「六郷渡」「原」「鞠子」「藤枝」「鳴海」「宮」「京」
Last updated : 2024/06/29