『浮世絵・錦絵』などを見る
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- 江戸時代末期の浮世絵師、
歌川国芳 (寛政9年・1798年 - 文久元年・1861年)の『荷宝蔵壁のむだ書 』。 - 弘化4年・1847年の刊行。
- 土蔵の外壁のいたずら書きを装った役者絵で、絵の中の文字や、芳桐印、版元印まで拙い手書き風としている。
- 「荷宝蔵」は「似たから」に掛けている。
- このページの [一] から [三] までは、「
腰壁 」と呼ばれる壁の下半分の板張り部分が黄色い「黄腰壁 」で、[四] [五] は、黒い「黒腰壁 」として描かれている。 - 串団子、手拭いをかぶって踊る猫の姿、相合い傘なども描かれている。
- [一] から [四] までは国立国会図書館が所蔵する版、及びアムステルダム美術館が所蔵する版、[五] は都立中央図書館特別文庫室が所蔵する版、及びアムステルダム美術館が所蔵する版です。画像の無断での複製、二次使用はできません。
- 「荷宝蔵壁のむだ書」と似た作品に「白面笑壁のむだ書」があります。
- 役者名は「東京都立中央図書館 TOKYOアーカイブ」による。「早稲田大学 浮世絵データベース」にも役者名が見られるが、両者には若干の違いがある。
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- 国立国会図書館所蔵の画像は、画像を明るくするために当サイト独自の色彩補正を行っており、国立国会図書館が公開している原画とは若干色調が違います。