『 画本古鳥図賀比 』
耳鳥斎 画
- 江戸中期の大坂の浮世絵師、戯画作者、
耳鳥斎 の画による風俗絵本『画本古鳥図賀比 』。 耳鳥斎 : 宝暦元年〈1751年〉以前 - 享和2 - 3年〈1802 - 03年〉頃。じちょうさい。- 刊行年:文化2年〈1805年〉。
- ここに転載した版は、文化2年版の複製とされるもので出版年は不明。
- 国立国会図書館には文化2年版があるが、落書きと思える部分が数多く見られるため、ここでは複製版を転載した。
- 題名の「図賀比」は「
番 」の意味で、世の中の相対する事柄を絵と文章で比較・解説したもの。 - 対比されるものは、「祝儀と不祝儀」、「頑丈と不頑丈」、「養生と不養生」、「復習講(さらえこう・さらいこう)と鉦講(かねこう)」、「大胆者と臆病者」、「太夫職(たゆうしよく)と杓子掛*(しやくしかけ)」、「知者と念者」の 7 対 14 項。
*杓子掛は、江戸時代の大坂新町で最下級の遊女の称とされる。 - 国立国会図書館蔵。
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祝儀(しゅうぎ)
祝儀(しゅうぎ)
不祝儀(ぶしゅうぎ)
不祝儀(ぶしゅうぎ)
頑丈(がんじょう)
不頑丈(ふがんじょう)
養生(ようじょう)
不養生(ふようじょう)
復習講(さらえこう・さらいこう)
復習講(さらえこう・さらいこう)
復習講(さらえこう・さらいこう)
鉦講(かねこう)
鉦講(かねこう)
大胆者(だいたんもの)
臆病者(おくびょうもの)
太夫職(たゆうしよく)
杓子掛(しやくしかけ)
知者(ちしゃ)
知者(ちしゃ)
念者(ねんじゃ)
念者(ねんじゃ)