『浮世絵・錦絵』 などを見る「目次」 『東海道名所風景』 『文久三年 春の都路』 『末広五十三次』 『浮世絵・錦絵』 などを見る 『歌川広重(うたがわひろしげ)・末広五十三駅図会(すえひろごじゅうさんえきずえ)・末広五十三次(すえひろごじゅうさんつぎ)』 歌川広重(うたがわひろしげ)、歌川国貞(うたがわくにさだ)などによる合本の 『末広五十三駅図会(すえひろごじゅうさんえきずえ)・末広五十三次(すえひろごじゅうさんつぎ)』 = 慶応元年・1865年刊 = この『末広五十三駅図会・末広五十三次』は、8人の浮世絵師による55枚からなる合本です。 慶応元年・1865年(今から160年前)に刊行されたもので、文久三年・1863年(今から162年前)の江戸幕府第14代将軍・徳川 家茂(いえもち) の上洛(じょうらく) (京都に入ること)を描いた錦絵です。 家茂の上洛を描いた錦絵には、他に、文久三年に刊行された、162枚からなる「東海道名所風景(御上洛東海道、行列東海道とも)」と、三枚続きの作品があります。当サイトではそれらも紹介しています。 『東海道名所風景』 『文久三年 春の都路』 『末広五十三駅図会・末広五十三次』の作者と作品数は次の通りです。 歌川広重(うたがわひろしげ) :10点 歌川国貞(うたがわくにさだ) : 3点 歌川貞秀(うたがわさだひで) :12点 歌川芳盛(うたがわよしもり) : 3点 落合芳幾(おちあいよしいく) : 1点 月岡芳年(つきおかよしとし) :15点 歌川国輝(うたがわくにてる) :10点 豊原国周(とよはらくにちか) : 1点 当時、徳川将軍家を直接描くことは出来なかったため [注1]、これらの絵では源頼朝などに仮託され描かれています。 注1:浮世絵に関する出版統制令の例(『江戸町触集成』第11巻より):「一枚絵草双紙類、天正之頃以来之武者等、名前を顕し画候義ハ勿論、紋所合印名前等紛敷認候義も決て致間識候」(文化元年五月十七日)(文化元年は1804年[今から221年前]) ここでの画像は国立国会図書館の所蔵によります。 《画像ポップアップ》 画像をクリックすると、画面サイズに合わせて拡大して見ることができます。 マウスや画面タッチで、画像をスライドさせたり、拡大させたりすることができます。 こちらから、全画像を連続して見ることができます。 全画像連続表示 『末広五十三駅図会・末広五十三次』 = 慶応元年・1865年刊 = (国立国会図書館所蔵) 末広五十三駅図会 目録 日本橋(にほんばし) 歌川国貞 品川(しながわ) 月岡芳年 川崎(かわさき) 歌川貞秀 神奈川(かながわ) 歌川国貞 程ケ谷(ほどがや) 落合芳幾 戸塚(とつか) 歌川貞秀 藤沢(ふじさわ) 歌川芳盛 平塚(ひらつか) 月岡芳年 大磯(おおいそ) 月岡芳年 小田原(おだわら) 月岡芳年 箱根(はこね) 歌川貞秀 三島(みしま) 歌川広重 沼津(ぬまづ) 歌川国輝 原(はら) 月岡芳年 吉原(よしわら) 歌川広重 蒲原(かんばら) 歌川貞秀 由井(ゆい) 歌川貞秀 奥津(おきつ) 歌川貞秀 江尻(えじり) 歌川国輝 府中(ふちゅう) 歌川国輝 鞠子(まりこ) 月岡芳年 岡部(おかべ) 月岡芳年 藤枝(ふじえだ) 歌川広重 島田(しまだ) 月岡芳年 金谷(かなや) 歌川広重 日坂(にっさか) 歌川広重 掛川(かけがわ) 歌川広重 袋井(ふくろい) 歌川国輝 見附(みつけ) 月岡芳年 浜松(はままつ) 歌川広重 舞坂(まいさか) 月岡芳年 荒井(あらい) 歌川国輝 白須賀(しらすか) 歌川広重 二川(ふたがわ) 歌川貞秀 吉田(よしだ) 歌川貞秀 御油(ごゆ) 月岡芳年 赤坂(あかさか) 歌川広重 藤川(ふじかわ) 月岡芳年 岡崎(おかざき) 歌川国輝 池鯉鮒(ちりゅう) 歌川貞秀 鳴海(なるみ) 豊原国周 宮(みや) 歌川国輝 桑名(くわな) 月岡芳年 四日市(よっかいち) 歌川国貞 石薬師(いしやくし) 歌川芳盛 庄野(しょうの) 歌川国輝 亀山(かめやま) 歌川国輝 関(せき) 歌川国輝 阪ノ下(さかした) 歌川広重 土山(つちやま) 歌川貞秀 水口(みなくち) 歌川貞秀 石部(いしべ) 歌川芳盛 草津(くさつ) 月岡芳年 大津(おおつ) 歌川貞秀 京都(きょうと) 月岡芳年 『東海道名所風景』 『文久三年 春の都路』 『末広五十三次』 全画像連続表示 『浮世絵・錦絵』などを見る「目次」 スポンサーリンク スポンサーリンク おすすめサイト・関連サイト… スポンサーリンク