『浮世絵・錦絵』 などを見る「目次」
- 落合芳幾「見たて似たかきん魚」です。
- 落合芳幾(天保4年〈1833年〉- 明治37年〈1904年〉2月6日)は、幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師。
- 落款は、一恵斎芳幾戯画となっています。
- 金魚や鯉の体に人間の顔。“人面魚”とでもいうのでしょうか。顔は人気歌舞伎役者の似顔、体の模様は役者の紋になっています。
- この金魚の他にも、亀に人間の顔を付けた「亀のたわむれ 」も残しています。
- 文久三年〈1863年〉の作品とされます。
- ボストン美術館所蔵。
- これは実際には三枚揃のようですが、ボストン美術館にはこの二枚が所蔵されています。
- 標題の「似たかきん魚」は、金魚売りの「めだかァー、きんぎょォー」の呼び声のもじりか。
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Last updated : 2024/06/30