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「 明治19年・1886年 |
月岡芳年 の、「月百姿 」より『烟中月 』。- 明治19年〈1886〉の作品。国立国会図書館蔵。
- 「一番組 い組」の纏の先に、ごうごうと燃え盛る炎ともうもうと上がる煙。その先には満月が見える。
- 「纏」の字が見える半纏は「纏持ち」が着るもの。革頭巾には「い組」の文字。
- 月岡芳年の「
月百姿 」は、和漢の物語や詩歌、謡曲などの月にまつわる場面を題材とした全100点揃物の大判錦絵で、延べ8年を掛けて完結し、1892年・明治25年6月の芳年の死の直後に100作品に目録と序文を添えた画帖が発売された。芳年の代表作の一つと評される。月岡芳年「月百姿」
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