『中世、江戸時代の職業・職人・風俗』
= 錦絵・狂歌・歌合などに見る = |
人倫訓蒙図彙に見る、『江戸時代の職業・職人』
元禄の商人・元禄の細工人・元禄の職人
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「人倫訓蒙図彙・第四巻・商人部」より
『質屋』
【質や】
万目利に応じて金銀をかす。偽真の評判に及ず。請人を取りてこれを証拠として札を出す也。大阪の質や数合三百四十五軒有。
「人倫訓蒙図彙」は、元禄3年・1690年 に出版された、江戸時代前期・元禄期の生活を図解した風俗事典です。全七巻からなり、公卿から庶人まであらゆる身分の様々な職業を、用いられる器物を上げながら簡単な解説を加えています。著者は分かっていませんが、絵は蒔絵師の源三郎などの筆によるものです。上方で出版され、京都を中心とした当時の風俗や生活を知ることができます。
ここでは、第四巻「商人部」、第五巻「細工人部」、第六巻「職之部」に登場する様々な人々の姿を見てみます。
画像は、元禄3年・1690年 刊・国立国会図書館所蔵によります。
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Last updated : 2024/06/29