『今様職人尽百人一首』に見る、『江戸時代の職業・職人』 |
「江戸時代の職業」目次へ 「今様職人尽百人一首」目次へ
|
「今様職人尽百人一首」より
『指物屋』
【さしもの屋】
けづらるる手間もかまはずさす箱の釘目とおるもあしくもある哉
《本歌》
右近
忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな
「今様職人尽百人一首
」は、江戸中期の享保年間(1716年〜1735年)
刊とされ、版本の挿絵を中心に江戸で活躍した絵師、近藤清春の作並びに画です。小倉百人一首の作者と、その歌の語呂をあわせながら主題の職人を狂歌にもじったものです。
ここでは、近藤清春の画と狂歌で江戸時代の職人の姿「百種」を見てみます。
画像は、昭和3年・1928年刊・国立国会図書館所蔵によります。
- 上の絵にマウスを乗せると、部分的に拡大して表示されます。
|
Last updated : 2024/06/29