「近世商賈盡狂歌合」に見る |
『藤八五文薬 』
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・原文/翻刻(歴史的仮名遣い。*変体仮名は現用に置き換え)
藤八 五もん
奇妙〳〵〳〵
《近世商賈盡狂歌合》
藤八五文薬
藤八 五もん
奇妙〳〵〳〵
・読み下し(現代仮名遣い・漢字交じり・振り仮名)
藤八 五文
奇妙 奇妙 奇妙
《近世商賈尽狂歌合》
藤八五文薬
とうはちごもんぐすり
- 「藤八薬」「藤八五文」「藤八五文薬売り」などとも。
- 文化5年頃から始まったとされる行商の薬売り。また、その薬。
- 草鞋脚絆の二人一組または四五人が、町の両側に分かれて、一方が「藤八」と呼ぶと、他が「五文」と応え、その後、ともに「奇妙奇妙」と合唱し面白がられた。
『藤八五文薬』(石塚豊芥子・近世商賈尽狂歌合)
・原文/翻刻(歴史的仮名遣い。*変体仮名は現用に置き換え)
藤八 五文
奇妙/\/\
奇妙/\/\
・読み下し(現代仮名遣い・漢字交じり・振り仮名)
「
「商人尽し狂歌合」「仕出し商人尽し歌合」などとも呼ばれます。
この本のタイトルは「商売」(旧字体で「商賣」)ではなく、「商賈(しょうこ)」です。商賈は商人のこと(商売の意味にも使われる)で、この本の別名の「商人尽し狂歌合」「仕出し商人尽し歌合」でも「商人」が使われています。
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