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真宗大谷派しんしゅうおおたには経文きょうもん

東方偈とうぼうげ往覲偈おうごんげ

漢字・唱え方など参考:『お経 浄土真宗』(講談社)

東方偈とうぼうげ往覲偈おうごんげ) [一]

東方諸仏国とうぼうしょーぶっこく 其数如恒沙ごーしゅーにょーごうじゃー
彼土菩薩衆ひーどーぼーさっしゅー 往覲無量覚おうごんむーりょうかく
南西北四維なんざいほくしーゆい 上下亦復然じょうげーやくぶーねん
彼土菩薩衆ひーどーぼーさっしゅー 往覲無量覚おうごんむーりょうかく
一切諸菩薩いっさいしょーぼーさつ 各齎天妙華かくさいてんみょうけー
宝香無価衣ほうこうむーげーえー 供養無量覚くーようむーりょうかく
咸然奏天楽げんねんそうてんがく 暢発和雅音ちょうほつわーげーおん
歌歎最勝尊かーたんさいしょうそん 供養無量覚くーようむーりょうかく
究達神通慧くーだつじんずうえー 遊入深法門ゆうにゅうじんぼうもん
具足功徳蔵ぐーそっくーどくぞう 妙智無等倫みょうちーむーとうりん
慧日照世間えーにちしょうせーけん 消除生死雲しょうじょーしょうじーうん
恭敬繞三帀くーぎょうにょうさんぞう 稽首無上尊けいしゅーむーじょうそん
見彼厳浄土けんびーごんじょうどー 微妙難思議みーみょうなんしーぎー
因発無上心いんぼつむーじょうしん 願我国亦然がんがーこくやくねん

東方偈とうぼうげ往覲偈おうごんげ) [二]

応時無量尊おうじーむーりょうそん 動容発欣笑どうようほつごんしょう
口出無数光くーしゅつむーしゅーこう 徧照十方国へんじょうじっぽうこく
廻光囲繞身えーこういーにょうしん 三帀従頂入さんぞうじゅうちょうにゅう
一切天人衆いっさいてんにんしゅー 踊躍皆歓喜ゆーやくかいかんぎー
大士観世音だいじーかんぜーおん 整服稽首問しょうぶくけいしゅーもん
白仏何縁笑びゃくぶつがーえんしょう 唯然願説意ゆいねんがんぜっちー
梵声猶雷震ぼんしょうゆーらいしん 八音暢妙響はっとんちょうみょうこう
当授菩薩記とうじゅーぼーさっきー 今説仁諦聴こんせつにんたいちょう
十方来正士じっぽうらいしょうじー 吾悉知彼願ごーしっちーひーがん
志求厳浄土しーぐーごんじょうどー 受決当作仏じゅーけっとうさーぶ
覚了一切法かくりょういっさいほう 猶如夢幻響ゆーにょーむーげんこう
満足諸妙願まんぞくしょーみょうがん 必成如是剎ひつじょうにょーぜーせ
知法如電影ちーほうにょーでんにょう 究竟菩薩道くーきょうぼーさっどう
具諸功徳本ぐーしょーくーどくほん 受決当作仏じゅーけっとうさーぶ

東方偈とうぼうげ往覲偈おうごんげ) [三]

通達諸法性つうだっしょーほっしょう 一切空無我いっさいくうむーがー
専求浄仏土せんぐーじょうぶつどー 必成如是剎ひじょうにょーぜーせ
諸仏告菩薩しょーぶごうぼーさ 令覲安養仏りょうごんあんにょうぶ
聞法楽受行もんぼうぎょうじゅーぎょう 疾得清浄処しっとくしょうじょうしょー
至彼厳浄国しーひーごんじょうこ 便速得神通べんそくとくじんつずう
必於無量尊ひっとーむーりょうそん 受記成等覚じゅーきーじょうとうがく
其仏本願力ごーぶつほんがんりき 聞名欲往生もんみょうよくおうじょう
皆悉到彼国かいしっとうひーこく 自致不退転じーちーふーたいてん
菩薩興志願ぼーさっこうしーがん 願己国無異がんこーこくむーいー
普念度一切ふーねんどーいっさい 名顕達十方みょうけんだつじっぽう
奉事億如来ぶーじーおくにょーらい 飛化徧諸剎ひーけーへんしょーせつ
恭敬歓喜去くーぎょうかんぎーこー 還到安養国げんとうあんにょうこく
若人無善本にゃくにんむーぜんぼん 不得聞此経ふーとくもんしーきょう
清浄有戒者しょうじょううーかいしゃー 乃獲聞正法ないぎゃくもんしょうぼう

東方偈とうぼうげ往覲偈おうごんげ) [四]

曽更見世尊ぞうきょうけんせーそん 則能信此事そくのうしんしーじー
謙敬聞奉行けんきょうもんぶーぎょう 踊躍大歓喜ゆーやくだいかんぎー
憍慢弊懈怠きょうまんへいけーだい 難以信此法なんにーしんしーほう
宿世見諸仏しゅくせーけんしょーぶ 楽聴如是教ぎょうちょうにょーぜーきょう
声聞或菩薩しょうもんわくぼーさ 莫能究聖心まくのうくーしょうしん
譬如従生盲ひーにょーじゅうしょうもう 欲行開導人よくぎょうかいどうにん
如来智慧海にょーらいちーえーかい 深広無崖底じんこうむーがいてい
二乗非所測にーじょうひーしょーしき 唯仏独明了ゆいぶっどくみょうりょう
仮使一切人けーしーいっさいにん 具足皆得道ぐーそくかいとくどう
浄慧知本空じょうえーちーほんぐー 億劫思仏智おっこうしーぶっちー
窮力極講説ぐうりきごっこうせつ 尽寿猶不知じんじゅーゆーふーちー
仏慧無辺際ぶってーむーへんざい 如是致清浄にーょぜーちーしょうじょう
寿命甚難得じゅーみょうじんなんとく 仏世亦難值ぶっせーやくなんちー
人有信慧難にんぬーしんねーなん 若聞精進求にゃくもんしょうじんぐー

東方偈とうぼうげ往覲偈おうごんげ) [五]

聞法能不忘もんぼうのうふーもう 見敬得大慶けんきょうとくだいきょう
則我善親友そくがーぜんしんぬー 是故当発意ぜーこーとうほっちー
設満世界火せつまんせーかいかー 必過要聞法ひっかーようもんぼう
会当成仏道えーとうじょうぶつどう 広度生死流こうどーしょうじーるー
東方偈とうぼうげ往覲偈おうごんげ
東方諸仏国とうぼうしょーぶっこく 其数如恒沙ごーしゅーにょーごうじゃー 彼土菩薩衆ひーどーぼーさっしゅー 往覲無量覚おうごんむーりょうかく
南西北四維なんざいほくしーゆい 上下亦復然じょうげーやくぶーねん 彼土菩薩衆ひーどーぼーさっしゅー 往覲無量覚おうごんむーりょうかく
一切諸菩薩いっさいしょーぼーさつ 各齎天妙華かくさいてんみょうけー 宝香無価衣ほうこうむーげーえー 供養無量覚くーようむーりょうかく
咸然奏天楽げんねんそうてんがく 暢発和雅音ちょうほつわーげーおん 歌歎最勝尊かーたんさいしょうそん 供養無量覚くーようむーりょうかく
究達神通慧くーだつじんずうえー 遊入深法門ゆうにゅうじんぼうもん 具足功徳蔵ぐーそっくーどくぞう 妙智無等倫みょうちーむーとうりん
慧日照世間えーにちしょうせーけん 消除生死雲しょうじょーしょうじーうん 恭敬繞三帀くーぎょうにょうさんぞう 稽首無上尊けいしゅーむーじょうそん
見彼厳浄土けんびーごんじょうどー 微妙難思議みーみょうなんしーぎー 因発無上心いんぼつむーじょうしん 願我国亦然がんがーこくやくねん
応時無量尊おうじーむーりょうそん 動容発欣笑どうようほつごんしょう 口出無数光くーしゅつむーしゅーこう 徧照十方国へんじょうじっぽうこく
廻光囲繞身えーこういーにょうしん 三帀従頂入さんぞうじゅうちょうにゅう 一切天人衆いっさいてんにんしゅー 踊躍皆歓喜ゆーやくかいかんぎー
大士観世音だいじーかんぜーおん 整服稽首問しょうぶくけいしゅーもん 白仏何縁笑びゃくぶつがーえんしょう 唯然願説意ゆいねんがんぜっちー
梵声猶雷震ぼんしょうゆーらいしん 八音暢妙響はっとんちょうみょうこう 当授菩薩記とうじゅーぼーさっきー 今説仁諦聴こんせつにんたいちょう
十方来正士じっぽうらいしょうじー 吾悉知彼願ごーしっちーひーがん 志求厳浄土しーぐーごんじょうどー 受決当作仏じゅーけっとうさーぶ
覚了一切法かくりょういっさいほう 猶如夢幻響ゆーにょーむーげんこう 満足諸妙願まんぞくしょーみょうがん 必成如是剎ひつじょうにょーぜーせ
知法如電影ちーほうにょーでんにょう 究竟菩薩道くーきょうぼーさっどう 具諸功徳本ぐーしょーくーどくほん 受決当作仏じゅーけっとうさーぶ
通達諸法性つうだっしょーほっしょう 一切空無我いっさいくうむーがー 専求浄仏土せんぐーじょうぶつどー 必成如是剎ひじょうにょーぜーせ
諸仏告菩薩しょーぶごうぼーさ 令覲安養仏りょうごんあんにょうぶ 聞法楽受行もんぼうぎょうじゅーぎょう 疾得清浄処しっとくしょうじょうしょー
至彼厳浄国しーひーごんじょうこ 便速得神通べんそくとくじんつずう 必於無量尊ひっとーむーりょうそん 受記成等覚じゅーきーじょうとうがく
其仏本願力ごーぶつほんがんりき 聞名欲往生もんみょうよくおうじょう 皆悉到彼国かいしっとうひーこく 自致不退転じーちーふーたいてん
菩薩興志願ぼーさっこうしーがん 願己国無異がんこーこくむーいー 普念度一切ふーねんどーいっさい 名顕達十方みょうけんだつじっぽう
奉事億如来ぶーじーおくにょーらい 飛化徧諸剎ひーけーへんしょーせつ 恭敬歓喜去くーぎょうかんぎーこー 還到安養国げんとうあんにょうこく
若人無善本にゃくにんむーぜんぼん 不得聞此経ふーとくもんしーきょう 清浄有戒者しょうじょううーかいしゃー 乃獲聞正法ないぎゃくもんしょうぼう
曽更見世尊ぞうきょうけんせーそん 則能信此事そくのうしんしーじー 謙敬聞奉行けんきょうもんぶーぎょう 踊躍大歓喜ゆーやくだいかんぎー
憍慢弊懈怠きょうまんへいけーだい 難以信此法なんにーしんしーほう 宿世見諸仏しゅくせーけんしょーぶ 楽聴如是教ぎょうちょうにょーぜーきょう
声聞或菩薩しょうもんわくぼーさ 莫能究聖心まくのうくーしょうしん 譬如従生盲ひーにょーじゅうしょうもう 欲行開導人よくぎょうかいどうにん
如来智慧海にょーらいちーえーかい 深広無崖底じんこうむーがいてい 二乗非所測にーじょうひーしょーしき 唯仏独明了ゆいぶっどくみょうりょう
仮使一切人けーしーいっさいにん 具足皆得道ぐーそくかいとくどう 浄慧知本空じょうえーちーほんぐー 億劫思仏智おっこうしーぶっちー
窮力極講説ぐうりきごっこうせつ 尽寿猶不知じんじゅーゆーふーちー 仏慧無辺際ぶってーむーへんざい 如是致清浄にーょぜーちーしょうじょう
寿命甚難得じゅーみょうじんなんとく 仏世亦難值ぶっせーやくなんちー 人有信慧難にんぬーしんねーなん 若聞精進求にゃくもんしょうじんぐー
聞法能不忘もんぼうのうふーもう 見敬得大慶けんきょうとくだいきょう 則我善親友そくがーぜんしんぬー 是故当発意ぜーこーとうほっちー
設満世界火せつまんせーかいかー 必過要聞法ひっかーようもんぼう 会当成仏道えーとうじょうぶつどう 広度生死流こうどーしょうじーるー
漢字・唱え方など参考:『お経 浄土真宗』(講談社)
《東方偈(往覲偈)PDF版》

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Last updated : 2024/06/27