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・参考:高野山真言宗教学部「仏前勤行次第」(昭和60年)
帰命頂礼大日尊
八葉四重 の円壇 は
一切如来 の秘要 にて
衆生心地 の曼荼 なり
十方 浄土 の諸聖衆 は
大日普門 の万徳 を
開 きて示 しし尊 なれば
蜜厳 国土 の外 ならず
青竜 阿闍梨 の教戒 に
菩提 を得 るは易 けれど
真言秘密 に逢 うことの
得 がたきなりと演 給 う
二仏出世 の中間 に
果報 つたなく生 まるれど
いかなる宿世 の種因 にて
解脱 の時 を得 たりけん
五濁 に満 てるこの世 にも
真言 の教 え求 めつつ
如説 に修行 するときは
正像 末 のへだてなく
一念 一時 一生 に
三蜜加持 の不思議 にて
無尽 の功徳 円満 し
即身成仏 せらるなり
善根 功徳 をかさねきて
決定 諦信 ゆるぎなく
至心 に神呪 を唱 えなば
無明 を除 くと説 きたまう
一蜜 おこたることなくば
増上 縁 の力 にて
三蜜具足 の時 いたり
終 には仏果 を証 すべし
わけても光明真言 は
諸仏菩薩 の総呪 にて
一字 に千埋 を含 むゆえ
無辺 の功徳 備 われり
信 じて唱 うるわれわれは
口称 の功力 を因 として
蜜厳 浄土 とひとすじに
安心決定 致 すべし
南無大師遍照尊
南無大師遍照尊
南無大師遍照尊
帰命頂礼大日尊
八葉四重 の円壇 は
一切如来 の秘要 にて
衆生心地 の曼荼 なり
十方 浄土 の諸聖衆 は
大日普門 の万徳 を
開 きて示 しし尊 なれば
蜜厳 国土 の外 ならず
青竜 阿闍梨 の教戒 に
菩提 を得 るは易 けれど
真言秘密 に逢 うことの
得 がたきなりと演 給 う
二仏出世 の中間 に
果報 つたなく生 まるれど
増上 縁 の力 にて
三蜜具足 の時 いたり
終 には仏果 を証 すべし
わけても光明真言 は
諸仏菩薩 の総呪 にて
一字 に千埋 を含 むゆえ
無辺 の功徳 備 われり
信 じて唱 うるわれわれは
口称 の功力 を因 として
蜜厳 浄土 とひとすじに
安心決定 致 すべし
南無大師遍照尊
南無大師遍照尊
南無大師遍照尊
真言安心和讃
いかなる
わけても
真言安心和讃
いかなる宿世 の種因 にて
解脱 の時 を得 たりけん
五濁 に満 てるこの世 にも
真言 の教 え求 めつつ
如説 に修行 するときは
正像 末 のへだてなく
一念 一時 一生 に
三蜜加持 の不思議 にて
無尽 の功徳 円満 し
即身成仏 せらるなり
善根 功徳 をかさねきて
決定 諦信 ゆるぎなく
至心 に神呪 を唱 えなば
無明 を除 くと説 きたまう
一蜜 おこたることなくば
わけても
いかなる わけても |