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理趣三昧表白
=真言宗智山派=
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・参考:「お経 真言宗」(講談社)
理趣三昧表白
敬って真言教主大日如来、両部曼荼羅、諸尊聖衆、別しては本尊聖者金剛薩埵、欲・触・愛・慢、八供・四摂等の諸大眷属、秘密内証真実法門、般若理趣無上深典、弘法大師等密教伝来諸阿闍梨耶、総じては尽空法界の一切の三宝の境界に白して言さく。
夫れ般若理趣経といっぱ、即身成仏の経路、頓証菩提の真文なり。
初・中・後善の文義は遥かに衆経に超え、一十七段の利益は普く群生に被る。
色・声・香・味の境塵は悉く菩薩の位地に列り、欲・触・愛・慢の煩悩は、還りて常住の果都に備わる。
所以に受持読誦の人は永く一切の悪趣を超え、修習思惟の輩は、速に無量の重障を消す。
功能至って甚深なり、利益豈に唐捐ならんや。
爰を以て護持施主◯◯氏、◯◯◯◯居士◯◯忌菩提の為に、瑜伽清浄の密壇を建て、般若理趣の秘法を修す。
若し爾らば、浄菩提心の宝珠は清光を十六生の朝に添え、等覚無垢の浄月は、円輝を三五夜の秋に伴わん。
乃至法界平等利益、敬って白す。
理趣三昧表白
敬って
真言教主大日如来、
両部曼荼羅、
諸尊聖衆、
別しては
本尊聖者金剛薩埵、
欲・
触・
愛・
慢、
八供・
四摂等の
諸大眷属、
秘密内証真実法門、
般若理趣無上深典、
弘法大師等密教伝来諸阿闍梨耶、
総じては
尽空法界の
一切の
三宝の
境界に
白して
言さく。
夫れ
般若理趣経といっぱ、
即身成仏の
経路、
頓証菩提の
真文なり。
初・
中・
後善の
文義は
遥かに
衆経に
超え、
一十七段の
利益は
普く
群生に
被る。
色・
声・
香・
味の
境塵は
悉く
菩薩の
位地に
列り、
欲・
触・
愛・
慢の
煩悩は、
還りて
常住の
果都に
備わる。
所以に
受持読誦の
人は
永く
一切の
悪趣を
超え、
修習思惟の
輩は、
速に
無量の
重障を
消す。
功能至って
甚深なり、
利益豈に
唐捐ならんや。
爰を
以て
護持施主◯◯
氏、◯◯◯◯
居士◯◯
忌菩提の
為に、
瑜伽清浄の
密壇を
建て、
般若理趣の
秘法を
修す。
若し
爾らば、
浄菩提心の
宝珠は
清光を
十六生の
朝に
添え、
等覚無垢の
浄月は、
円輝を
三五夜の
秋に
伴わん。
乃至法界平等利益、
敬って
白す。
理趣三昧表白
敬って 真言教主大日如来、 両部曼荼羅、 諸尊聖衆、 別しては 本尊聖者金剛薩埵、 欲・ 触・ 愛・ 慢、 八供・ 四摂等の 諸大眷属、 秘密内証真実法門、 般若理趣無上深典、 弘法大師等密教伝来諸阿闍梨耶、 総じては 尽空法界の 一切の 三宝の 境界に 白して 言さく。
夫れ 般若理趣経といっぱ、 即身成仏の 経路、 頓証菩提の 真文なり。
初・ 中・ 後善の 文義は 遥かに 衆経に 超え、 一十七段の 利益は 普く 群生に 被る。
色・ 声・ 香・ 味の 境塵は 悉く 菩薩の 位地に 列り、 欲・ 触・ 愛・ 慢の 煩悩は、 還りて 常住の 果都に 備わる。
所以に 受持読誦の 人は 永く 一切の 悪趣を 超え、 修習思惟の 輩は、 速に 無量の 重障を 消す。
功能至って 甚深なり、 利益豈に 唐捐ならんや。
爰を 以て 護持施主◯◯ 氏、◯◯◯◯ 居士◯◯ 忌菩提の 為に、 瑜伽清浄の 密壇を 建て、 般若理趣の 秘法を 修す。
若し 爾らば、 浄菩提心の 宝珠は 清光を 十六生の 朝に 添え、 等覚無垢の 浄月は、 円輝を 三五夜の 秋に 伴わん。
乃至法界平等利益、 敬って 白す。
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