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中央値(Median)
データを 小さい順に並べたときの中央の値 です。データの個数が奇数なら中央の値、偶数なら中央2つの平均を取ります。平均値とは異なり、外れ値の影響を受けにくい のが特徴です。
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標準偏差(Standard Deviation)
データの ばらつきの大きさ を示す指標です。平均からの ズレの平均 を考えたもので、値が大きいほど データの分散が大きい ことを意味します。
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平均偏差(Mean Absolute Deviation, MAD)
データの 平均からのズレの大きさ を示す指標です。各データの平均からのズレの絶対値の平均を求めることで算出します。標準偏差よりも 外れ値の影響を受けにくい という特徴があります。
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偏差値標準偏差(Standard Deviation of Deviation Scores)
偏差値のばらつき を示す指標です。通常の標準偏差と同様に、偏差値の平均(50)からのズレがどれくらいあるかを表します。
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分散(Variance)
データの ばらつきの大きさ を示す指標です。各データの平均からのズレを二乗し、その平均を取ることで求められます。値が大きいほど、データが広く分布していることを意味します。
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変動係数(Coefficient of Variation, CV)
データの ばらつきを平均と比較 して示す指標です。標準偏差を平均で割り、百分率で表します。異なる尺度のデータを比較するのに適しており、値が大きいほどデータのばらつきが相対的に大きいことを意味します。
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Q1(第一四分位数:Quartile 1)
データを 小さい順に並べたとき、下位 25% に位置する値 です。データを4等分したときの 1番目の区切りにあたります。
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Q3(第三四分位数:Quartile 3)
データを 小さい順に並べたとき、上位 75% に位置する値 です。データを4等分したときの 3番目の区切りにあたります。
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IQR(四分位範囲:Interquartile Range)
「Q3 - Q1」の値 で、データの 中央 50% の範囲 を示します。
外れ値の影響を受けにくく、データの ばらつきの大きさ を判断するのに使われます。
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歪度(Skewness)
データの 左右対称性 を示す指標です。
・ 0 に近い → 左右対称(正規分布に近い)
・正の値 → 右に長い(高得点側に広がる)
・負の値 → 左に長い(低得点側に広がる)
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尖度(Kurtosis)
データの 鋭さ(とがり具合) を示す指標です。
・ 0 に近い → 標準的な分布(正規分布に近い)
・正の値 → ピークが鋭く、外れ値が多い
・負の値 → 平坦で、全体的に広がった分布