妖怪かるた(ようかいかるた) |
「妖怪かるた」です。
「お化けかるた」とも呼ばれます。
「いろはガルタ」の一種です。
「お化けかるた」とも呼ばれます。
「いろはガルタ」の一種です。
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* 読み方を現代仮名遣いとしました。
い
井戸から出る皿屋敷
いどからでるさらやしき
ろ
轆轤首の油舐め
ろくろくびのあぶらなめ
は
羽生村の累
はにゅうむらのかさね
に
二階から出るももんじい
にかいからでるももんじい
ほ
本所の置いてけ堀
ほんじょのおいてけぼり
へ
塀越しの幽霊
へいごしのゆうれい
と
土佐の海の妖怪
とさのうみのようかい
ち
提灯小僧
ちょうちんこぞう
り
利欲の心火
りよくのしんか
ぬ
鵺の化物
ぬえのばけもの
る
留守の間に出る化物
るすのまにでるばけもの
を
岡崎の猫寺の怪
おかざきのねこでらのかい
わ
笑い般若
わらいはんにゃ
か
亀山の化物
かめやまのばけもの
よ
四谷のお岩
よつやのおいわ
た
狸の腹鼓
たぬきのはらつづみ
れ
連木の化物
れんぎのばけもの
そ
空を飛ぶ人玉
そらをとぶひとだま
つ
辻堂前の旅人の執念
つじどうまえのたびびとのしゅうねん
ね
寝床へ出る髪引き念
ねどこへでるかみひきねん
な
那須野が原 殺生石の怪
なすのがはら せっしょうせきのかい
ら
頼光 土蜘蛛の怪
らいこう つちぐものかい
む
昔々重い葛籠の化物
むかしむかしおもいつづらのばけもの
う
碓氷峠の撞木娘
うすいとうげのしゅもくむすめ
ゐ
田舎村から出る狐火
いなかむらからでるきつねび
の
野中の化地蔵
のなかのばけじぞう
お
沖に見える舟幽霊
おきにみえるふなゆうれい
く
楠木の亡魂
くすのきのぼうこん
や
柳の下の姑獲鳥
やなぎのしたのうぶめ
ま
松山村の怪
まつやまむらのかい
け
下駄の化物
げたのばけもの
ふ
古寺の化本尊
ふるでらのばけほんぞん
こ
小幡小平次の執念
こはだこへいじのしゅうねん
え
縁の下から出る畳上げの怪
えんのしたからでるたたみあげのかい
て
天神下の化生屋敷
てんじんしたのけしょうやしき
あ
青鷺の化物
あおさぎのばけもの
さ
小夜の中山 夜啼石の怪
さよのなかやま よなきいしのかい
き
清盛 福原の怪
きよもり ふくはらのかい
ゆ
雪降りに出る雪女郎
ゆきふりにでるゆきじょろう
め
めぐま村の化瞽女
めぐまむらのばけごぜ
み
御輿が嶽 見越入道
みこしがたけ みこしにゅうどう
し
舌出し小僧の豆腐舐め
しただしこぞうのとうふなめ
ゑ
ゑのくまの首
えのくまのくび
『「ゑのくまの首」は「ゐのくまの首」のことであろう。「猪熊 」は「猪熊入道」のことで、寛政から文化頃にかけて人気のあった髭面の豪僧である』(多田克己著「江戸妖怪かるた」)
ひ
日高川 嫉妬の念
ひだかがわ しっとのねん
も
茂林寺の分福茶釜
もりんじのぶんぶくちゃがま
せ
船中の怪 海坊主
せんちゅうのかい うみぼうず
す
駿河の北浜 鬼火の怪
するがのきたはま おにびのかい
京
京の町へ出る片輪車
きょうのまちへでるかたわぐるま