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起承転結
きしょうてんけつ
作家
作品

夏目漱石

【思い出す事など】

仏語ぶつごで形容すれば絶えず火宅かたくを受けて、夢の中でさえいらいらしている。時には人から勧められる事もあり、たまにはみずから進む事もあって、ふと十七字を並べて見たりまたは起承転結きしょうてんけつの四句ぐらい組み合せないとも限らないけれどもいつもどこかに間隙すきがあるような心持がして、くまも残さず心をくるんで、詩と句の中に放り込む事ができない。

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寺田寅彦

【映画芸術】

 このようにして連句の運動が進行するありさまはある度までたとえばソナタのごとき楽曲の構造に類する。この比較についてはかつて雑誌「渋柿しぶがき」誌上で細論したからここには略するが、それと全く同じことが映画の律動的編成についても言われるのである。そうして序破急と言いあるいは起承転結と称する東洋的モンタージュ手法がことごとく映画編集の律動的原理の中にその 同型ファクシミレを見いだすのである。

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原民喜

【ガリヴア旅行記 K・Cに】

 だが、小人国から大人国、ラピユタ、馬の国と、つぎつぎに読んで行くうちに、僕はもつとさまざまのことを考へさせられました。この四つの世界は起承転結の配列によつて、みごとに効果をあげてゐるやうですが、僕を少しぞつとさせるのは、あの怪談に似た手のこんだ構成法でした。

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  • それぞれの四字熟語の詳しい意味などは、辞典や専門書でお確かめください。
  • このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解 四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。

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Last updated : 2022/11/23