『浮世絵・錦絵』 などを見る「目次」
- 天然痘(疱瘡、痘瘡)を防ぐとされた「朱描き鍾馗・朱鍾馗・赤鍾馗」。
- これは、喜多川歌麿
の「五節句」で、人日、上巳、端午、七夕、重陽の節句の様子が描かれる。
五節句とは
- 五月の端午の節句では幟が飾られ、その中の一つが「朱描き鍾馗・朱鍾馗・赤鍾馗」。
- 享和3年〈1803年〉頃の作品。
- 喜多川歌麿:江戸時代の浮世絵師。1753年〈宝暦3年〉頃? -1806年10月31日〈文化3年9月20日〉。
- 鍾馗像は、疫病除け、厄除け、受験の神などとして信仰され、5月5日の端午の節句には幟や人形として飾る習慣があります。
- 【知識】世界保健機関 (WHO) は、1980年〈昭和55年〉5月8日、地球上からの天然痘根絶宣言を発した。
|
喜多川歌麿
「五節句」より「朱描き鍾馗」
《ボストン美術館蔵》 |
Last updated : 2024/06/29