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合縁奇縁/相縁機縁
あいえんきえん
  1. 人と人の気が合うのも、合わないのも全て不思議な縁によるものだという事。
    [愛縁機縁, 愛縁奇縁, 合縁機縁, 相縁機縁, 相縁奇縁]
作家
作品

三遊亭圓朝

鈴木行三校訂編纂

【業平文治漂流奇談】

 友「御免下さい」
 蟠龍軒「たれだ」
 友「へー紀伊國屋で」
 蟠「能く来た、お前が三日も来ぬと一月ひとつきも来ぬ様な心持で 合縁奇縁あいえんきえんで妙なものだ、どうも懐かしいな」
 友「恐入ります、先日は又多分の頂戴物ちょうだいものをいたして、ことに御馳走になり酩酊いたして有難いことで、何時いつも酔って帰りまして家内に叱られます」
 蟠「どうも可愛い男だ、今阿部忠五郎あべちゅうごろうと舎弟と碁をり初めたが、わしは一杯遣ってるが誠に陰気でいかぬ、どうもすきだからの通りだ」

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幸田露伴

【蒲生氏郷】

堀久太郎は強いことは強いが、後に至って慶長の三年、越後の上杉景勝の国替のあとへ四十五万石(或は七十万石)の 大封たいほうを受けて入ったが、上杉に陰で糸をかれて起った一揆いっきの為に大に手古摺てこずらされて困った不成績を示した男である。又氏郷は 相縁あいえん 奇縁というものであろう、秀吉に取っては主人筋である信長の婿でありながら秀吉には甚だ忠誠であり、縁者として前田又左衛門利家との大の仲好しであったが、家康とは余り交情の親しいことも無かったのであり、政宗は かえって家康と馬が合ったようであるから、此談もちと受取りかねるのである。

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小栗虫太郎

【人外魔境 遊魂境】

「そこです。最初は、誰がやっても見向きもせんでした。ところが、相縁奇縁あいえんきえんというかたった一人だけ、この先生に餌を食わせる女がいる。呼びましょう。オイ、牝河馬ファティマのマダムに、ここへ来るようにって」

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  • それぞれの四字熟語の詳しい意味などは、辞典や専門書でお確かめください。
  • このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解 四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。

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Last updated : 2024/06/28