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永遠無窮
えいえんむきゅう |
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作家
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作品
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石川啄木 |
【雲は天才である】
若しそうとすると、自分を慚愧すべき一瞬の悪徳から救い出したのは、此影うすきナポレオンの骸骨ではなくて、老ゆる事なき人生至奥の鐘の声の事になる。そうだ、慥かにそうだ。この時自分は、その永遠無窮の声によって人生の大道に覚醒した。そして、畏友朱雲から千古の名文によって紹介された石本俊吉君に、初対面の挨拶を成すべき場合に立つて居ると覚悟をきめたのである。
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幸徳秋水 |
【死生】
苟(いやし)くも狂愚にあらざる以上、何人も永遠・無窮に生きたいとは言わぬ、而も死ぬなら天寿を全くして死にたいというのが、万人の望みであろう、一応は無理ならぬことである。
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幸徳秋水 |
【死刑の前】
いやしくも、狂愚にあらざる以上、なんびとも永遠・無窮に生きたいとはいわぬ。しかも、死ぬなら天寿をまっとうして死にたいというのが、万人の望みであろう。一応は無理からぬことである。
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