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博学多識
はくがくたしき |
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作家
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作品
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鳥谷部春汀 |
【明治人物月旦(抄)】
博学多識の小野東洋早く歿し、敏警聡察なる藤田鳴鶴尋で逝き、俊邁明達の矢野竜渓は、中ごろ久しく政界と絶縁して、隈門の人才、為めに人をして寂寞を感ぜしめ、今や世間島田沼南、犬養木堂、尾崎学堂を隈門の三傑といい、而して学堂最も当世に称せらる
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寺田寅彦 |
【知と疑い】 基礎的の原理原則を探り当てる大科学者は常に最も無知な最も愚かな人でなければならぬ。学校の教科書を |
藤島武二 |
【画室の言葉】 作家のみならず、批評家もまた同じことである。如何に博学多識を誇っても、自己のエスプリを把握しておらなければ、それはただ単に文字に書かれた批評であるに過ぎない。批評が生きた批評となるためには、借り物の知識を振り廻すだけでは駄目である。
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坂口安吾 |
【鉄砲】
鉄砲だの、時計だの、新式の航海術、天文、医学、万事に博学多識の南蛮の白坊主共が、神様というと目の色を変えて霊魂の不滅だの最後の審判などと埒もないことを吹聴する。
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