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閉門謹慎
へいもんきんしん
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作家
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作品
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【志士と経済】 従前の藍問屋仲間が特権を失うところから領主権力と結托して大々的に妨害し、はては三宅の鉄物店の番頭宮崎司――と国臣は変名していた――の正体まで洗われそうになったので、この二代目雲浜は竹崎から回航した最後の貿易船に打ち乗って、連島を去った。その翌日、三宅は役所に召喚され、妄に浪人を滞在させ云々のかどをもって、閉門謹慎を申付けられ、これをもって、連島貿易の一件は、けりとなった。
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【芳川鎌子】 その家では、まるで交通遮断とでもいうように表門には駒寄せまでつくって堅く閉じ、通用門をさえ締切ってしまった。それは老伯の昔気質から出た自ら閉門謹慎の意であったか、それとも世人の乱暴をおそれてであったかは知れなかった。
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【魔像 新版大岡政談】 そこへ、刃傷も刃傷、一役人の首が文字どおり飛んだのである。しかも、下手人らしく思われる者は、その場から逐電して影も形も見せない。番頭脇坂山城守は、不取締りの故をもって一件落着まで閉門謹慎
を仰せつかっている。
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Last updated : 2024/06/28