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不平煩悶
ふへいはんもん
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作家
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作品
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【浮雲】 凡そ相愛する二ツの心は、一体分身で孤立する者でもなく、又仕ようとて出来るものでもない。故に一方の心が歓ぶ時には他方の心も共に歓び、一方の心が悲しむ時には他方の心も共に悲しみ、一方の心が楽しむ時には他方の心も共に楽み、一方の心が苦しむ時には他方の心も共に苦しみ、嬉笑にも相感じ怒罵にも相感じ、愉快適悦、不平
煩悶にも相感じ、気が気に通じ心が心を喚起し決して齟齬し扞格する者で無い、と今日が日まで文三は思っていたに、今文三の痛痒をお勢の感ぜぬはどうしたものだろう。
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Last updated : 2024/06/28