四字熟語-著名作家はこう使う〔浮華虚栄〕【みんなの知識ちょっと便利帳】

【参考辞典】

▼参考書

■このサイトに登録されている四字熟語を検索します。平仮名での検索や一文字からの検索、絞り込み検索などもできます。

浮華虚栄ふかきょえい
作家	作品
夏目漱石	【吾輩は猫である】　鏡は己惚（うぬぼれ）の醸造器であるごとく、同時に自慢の消毒器である。もし浮華虚栄の念をもってこれに対する時はこれほど愚物を煽動（せんどう）する道具はない。昔から増上慢（ぞうじょうまん）をもって己（おのれ）を害し他を戕（そこの）うた事蹟（じせき）の三分の二はたしかに鏡の所作（しょさ）である。仏国革命の当時物好きな御医者さんが改良首きり器械を発明して飛んだ罪をつくったように、始めて鏡をこしらえた人も定めし寝覚（ねざめ）のわるい事だろう。

浮華虚栄
ふかきょえい

作家

作品

夏目漱石

【吾輩は猫である】

　鏡は己惚（うぬぼれ）の醸造器であるごとく、同時に自慢の消毒器である。もし浮華虚栄の念をもってこれに対する時はこれほど愚物を煽動（せんどう）する道具はない。昔から増上慢（ぞうじょうまん）をもって己（おのれ）を害し他を戕（そこの）うた事蹟（じせき）の三分の二はたしかに鏡の所作（しょさ）である。仏国革命の当時物好きな御医者さんが改良首きり器械を発明して飛んだ罪をつくったように、始めて鏡をこしらえた人も定めし寝覚（ねざめ）のわるい事だろう。

それぞれの四字熟語の詳しい意味などは、辞典や専門書でお確かめください。
このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。

　四字熟語の参考書（Amazon）

四字熟語
〜著名作家はこう使う〜

おすすめサイト・関連サイト…