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紛然囂然
ふんぜんごうぜん |
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作家
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作品
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鳥谷部春汀 |
【明治人物月旦（抄）】 藩閥の情弊に拘泥して改善の実蹟なきを責め、挙措の不親切にして真面目ならざるを責め、誠意誠心の毫も認む可きものなきを責め、其衆議院に対しては、妄りに政府弾劾を事として紛然囂然たるを咎め、上奏権を濫用して、陛下を政海の渦中に誘い奉るの不敬を咎め、政府乗取の野心に駆られて国家民人の康福を度外視するを咎めたり 忠忱の人に非ずして何ぞや。
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