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一文不通
いちもんふつう
 ⇒ 一文不知 ⇒ 一文不通
作家
作品

幸田露伴

【魔法修行者】

 澄元契約に使者に行った細川の被官の薬師寺与一というのは、 一文不通いちもんふつうの者であったが、天性正直で、弟の与二よじとともに無双の勇者で、よどの城に住し、今までも※(二の字点、1-2-22)たびたび手柄を立てた者なので、細川一家では賞美していた男であった。澄元のあるところへ、澄之という者が太政大臣家から養子に来られたので、契約の使者になった薬師寺与一は阿波の細川家へ対して、また澄元に対して困った立場になった。

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三遊亭圓朝
鈴木行三校訂・編纂

【菊模様皿山奇談】

岩「手前てめえは生意気に変なことを云って人を困らせるが、己は他に子供が無し、手前たった一人だ、年をった親父を置いて一緒に行けと旦那様が仰しゃりアしめえし、跡へ残れ、可愛相だからと仰しゃるのに、手前の了簡で己を棄てゝ行く気になったんだ、親不孝な野郎め」
忠「なに親不孝ではありませんがね、私は御当家様へ奉公に来て、 一文不通いちもんふつうの木具屋のせがれが、今では何うやら斯うやら手紙の一本も書け、十露盤そろばんも覚え、少しは剣術も覚えたのは、皆大旦那のお蔭、今日こんにちの場合にのぞんで年のいかない若旦那様やお嬢様のお供をして行かないと、忠義の道が立ちませんよ」
岩「それは分っているよ」

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  • このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解 四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。

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Last updated : 2024/06/28