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一件落着
いっけんらくちゃく
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作家
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作品
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【平将門】
箭が来たから箭を酬いた、刀が加へられたから刀を加へた、弓箭取る身の是非に及ばず合戦仕つて幸に斬り勝ち申したでござる、と言つたに過ぎまい。勿論私に兵仗を動かした責罰譴誨は受けたに相違あるまいが、事情が分明して見れば、重罪に問ふには足ら無いことが認められたのに、かてゝ加へて皇室御慶事があつたので、何等罪せらるゝに至らず、承平七年四月七日一件落着して恩詔を拝した。
検非違使庁の推問に遇うて、そして将門の男らしいことや、勇威を振つたことは、却つて都の評判となつて同情を得たことと見える。然し干戈を動かしたことは、深く公より譴責されたに疑無い。で、同年五月十一日に京を辞して下総に帰つた。
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Last updated : 2024/06/28