■このサイトに登録されている四字熟語を検索します。平仮名での検索や一文字からの検索、絞り込み検索などもできます。
我慢勝他
がまんしょうた
他の人以上に自分の考えを押し通すこと。または、自分は他の人よりも優れていると思い上がって人を見下すこと。
|
作家
|
作品
|
二葉亭四迷
|
【
浮雲
】
こう云う矢端には得て疑心も起りたがる。縄麻に蛇相も生じたがる、株杭に人想の起りたがる。実在の苦境の外に文三が別に妄念から一苦界を産み出して、求めてその中に沈淪して、あせッて踠いて極大苦悩を甞めている今日この頃、我慢勝他が性質の叔母のお政が、よくせきの事なればこそ我から折れて出て、「お前さんさえ我を折れば、三方四方円く納まる」ト穏便をおもって言ッてくれる。
|
- それぞれの四字熟語の詳しい意味などは、辞典や専門書でお確かめください。
- このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解 四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。
|
Last updated : 2024/06/28