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怪力乱神
かいりきらんしん かいりょくらんしん |
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作家
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作品
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直木三十五 |
【南国太平記】
「益満様」七瀬が、一膝すすんで 「只今も、叱られましたところで――怪力乱神を語らずと申しますが、不思議な事が、御病室でござりました」 小太郎も、益満も、七瀬の顔を、じっと眺めた。 「五臓の疲れじゃ。 八郎太は呟いた。 |
寺田寅彦 |
【天災と国防】
国土に災禍の続起する場合にも同様である。しかし統計に関する数理から考えてみると、一家なり一国なりにある年は災禍が重畳しまた他の年には全く無事な回り合わせが来るということは、純粋な偶然の結果としても当然期待されうる「 |
岸田劉生 |
【ばけものばなし】
ところで、怪力乱神を語りたがる人とても無論、この唯物的合理性本能は持っていようし、殊に今日のように学問の力でお化け退治の一と先ずは済んだ世の中にあっては一通り理論上では御化けを否定は出来るにかかわらず、やはり何となく御化けが好きなのである。
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岡本綺堂 |
【中国怪奇小説集 子不語】
子不語の名は『 |
岡本綺堂 |
【半七捕物帳 白蝶怪】
わたしも小身ながら武士の |
田中貢太郎 |
【放生津物語】
「お諏訪様、もったいのうございます、誠に何とも申しようがございません、お諏訪様、どうかお引とりを願います」林田は伴れて来ている二人の男を見て嘲笑った。 「何処にお諏訪様がおるのじゃ、孔夫子は、怪力乱神を語らずと云われた、今の世の中に、神なんかが出て来てたまるものか、今の世にばてれん以上に、怪しいものはない、この比、ばてれんが無うなって、 |
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