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加持祈祷
かじきとう |
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作家
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作品
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芥川龍之介 |
【妖婆】
どう云う秘密な理由があるのか、一人でもそこで呪い殺された、この石河岸のような場所になると、さすがの婆の加持祈祷でも、そのまわりにいる人間には、害を加える事が出来ません。
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二葉亭四迷 |
【浮雲】
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田中貢太郎 |
【八人みさきの話】
外出していて不意に病気になったり、頓死したりする者があると、皆それを七人御先の所為にした。ある者は、その七人御先を払うために行者を呼んで、加持祈祷をしてもらった。七人御先に対する恐怖は、今でも私の神経に生きている。この七人御先の伝説を話すには、先ず、八人御先に係る伝説から始めねばならぬ。 |
井上円了 |
【迷信解】
世には種々の迷信あり、幽霊ありといい、天狗ありといい、
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大町桂月 |
【猫征伐】
猫をころさんとせしこと、あらはれて、甥は母、姉の前に、いたく叱られたり。その來りし客は、家人が加持祈祷など頼む老婆也。余は、宗教を信ずるなら、もつと氣の利いたものを信ぜよと思へど、鰯の頭も信心、安心が得らるゝなら、必ずしも追窮するを要せずと、大目に見て、知つて知らぬふりせしが、この老婆、甥が猫を殺せるさまを、ちらと見て、家人に向つて曰く、今晩、神の御告あり。
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坂口安吾 |
【閑山】
「見られる通り俗世間を遁れ、一念解脱を発起した鈍根の青道心で厶る。死生を大悟し、即心即仏非心非仏に到らんことを欲しながら、妄想尽きず、見透するところ甚だ浅薄な、一尿床の鬼子(寝小便垂れ小僧)とは即ちこの坊主がこと。加持祈祷は思ひもより申さぬ」と受けつける気配もなかつた。
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泉鏡花 |
【湯女の魂】
病人は薬より何より、ただ一晩おちおち心持好く |
島崎藤村 |
【夜明け前 第一部上】
筆まめな金兵衛はあの子が生前に寛斎の世話になった礼から始めて、どうかして助けられるものならの願いから、あらゆる
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新渡戸稲造 |
【自警録】
たとえば |
岡本綺堂 |
【小坂部姫】
相手があくまでも |
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