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歓天喜地
かんてんきち
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作家
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作品
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【吾輩は猫である】
「しかるについ両三日前に至って、美学研究の際ふとその理由を発見したので多年の疑団は一度に氷解。漆桶を抜くがごとく痛快なる悟りを得て歓天喜地の至境に達したのさ」
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【舞姫】
依田学海先生国民之友の附録を批して曰く、「舞姫」は残刻に終り、「拈華微笑」は失望に終り、「破魔弓」は流血に終り、「酔沈香」は嘆息に終る。嗚呼近世の小説は歓天喜地愉快を写さずして、総て悲哀を以て終らざる可からざる
乎と。小説の真味豈に啻に消極的の運命を写すのみならんや。学海翁をして此言をなさしむ、嗚呼果して誰の罪ぞ(半之丞曰く、此は決つして、「舞姫」を非難するに非ず)。
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Last updated : 2024/06/28