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閑話休題
かんわきゅうだい |
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作家
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作品
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若山牧水 |
【樹木とその葉 四邊の山より富士を仰ぐ記】
閑話休題、朝晩に見る愛鷹を越えての富士の山の眺めは、これは一つ愛鷹のてつぺんに登つて其處から富士に對して立つたならばどんなにか壯觀であらうといふ空想を生むに至つた。
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長谷川時雨 |
【朱絃舎浜子】
読者は、本文と、関係もなさそうなことを、なんで長々と書いているのだと、お思いになるかもしれない。この辺で、閑話休題と書くところなのだろうか、実はなかなか閑話休題どころではない。
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菊池寛 |
【桶狭間合戦】
其他に、駿州の鎮守総社大明神に神使として目されていた白狐が居たのが、義元出発の日、胸がさけて死んで居たとも伝える。どれも妖語妄誕だから真偽のほどはわからない。義元この戦に勝ったならば、このような話は伝らずにおめでたい話が伝っただろう。 閑話休題、十五日には前軍 |
平林初之輔 |
【犠牲者】
閑話休題、今村が本郷の通りを真っ直ぐに、上富士前へ出て、横町を左に折れて木戸坂の方へさしかかった時は、もう時計は十一時を大分まわっていた。
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三宅花圃 |
【藪の鶯】
相「だってサブスタンスを見ないでは。斎藤さんはライヤアだから。斎「うそ。人を 宮「マアそんなことは閑話休題として。こちらへいらしってめしあがれヨー。 女生徒らはたがいにむしゃくしゃたべながら。 相「オヤオヤもうなくなりそうだ。 |
正岡容 |
【わが寄席青春録】
冗談だろう、いくら大阪市に冗な費用があったって、彼のために毎朝花火は揚げられない。閑話休題――私は、この東奔 |
木下杢太郎 |
【海郷風物記】
ゲエテの上記の感傷的な記述の直ぐ次の行には、今は |
永井荷風 |
【妾宅】
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永井荷風 |
【日和下駄 一名 東京散策記】
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泉鏡太郎 |
【廓そだち】
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海野十三 |
【大使館の始末機関 ――金博士シリーズ・7――】
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