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月下氷人
げっかひょうじん |
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作家
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作品
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田山花袋 |
【蒲団】
今回の事件とは |
木下尚江 |
【火の柱】 「懐疑は悲観の |
太宰治 |
【人間失格】 堀木は、何せ、(それはシヅ子に押してたのまれてしぶしぶ引受けたに違いないのですが)自分の家出の後仕末に立ち合ったひとなので、まるでもう、自分の更生の大恩人か、月下氷人のように振舞い、もっともらしい顔をして自分にお説教めいた事を言ったり、また、深夜、酔っぱらって訪問して泊ったり、また、五円(きまって五円でした)借りて行ったりするのでした。
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菊池寛 |
【真珠夫人】
が、苦しんでいる者は、外にもあった。それは今宵の月下氷人を勤めている杉野子爵だった。子爵は、瑠璃子が自分の息子の恋人であることを知ってから、どれほど苦しんでいるか分らなかった。
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泉鏡花 |
【婦系図】 諸家お出入りの媒妁人、ある意味における |
鈴木鼓村 |
【二面の箏】 両親は |
レスコーフ |
【真珠の首飾り ――クリスマスの物語――】 ええ、どうなりと勝手にするがいい。そしてマーシェンカの狸親父に、上の二人の婿さん同様、まんまと化かされてみるがいい。いいやどうして、その段じゃ済むまいぜ。あの婿さんは二人とも相当な曲者だったが、うちの弟ときた日にや、あの通りの正直権現、弱気地蔵だからなあ。まあいいさ、――弟のやつも女房のやつも、たんと瞞くらかされるがいいや。
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矢田津世子 |
【罠を跳び越える女】 「お料理に興味をもってますわ。一週間に一度ずつ、講習会に参りますの。」「ほほう、私にも一度御馳走してくれんかな。今からお嫁入りの仕度とは殊勝な、どうだね、前川さん、この私の月下氷人じゃァ、ハハハハ、気に入らんというのかな。」 眼鏡を上下に揺すって、部長は笑って、笑って、馬のように息を切ると、やっと口を閉じた。 |
徳永直 |
【白い道】 「――しかし、つまるところはですナ、ご両人でよろしくやってもらうよりないんだよ。わしはその、月下氷人でネ、これからさきは知らんですよ――」
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黒岩涙香 |
【幽霊塔】 権田時介は余の |
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