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旗鼓堂堂/旗鼓堂々
きこどうどう
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作家
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作品
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【木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)】
今や、平氏の危機は目睫の間に迫り来れり。維盛の征東軍、未一矢を交へざるに空しく富士川の水禽に驚いて走りしより、近江源氏、先響の如く応じて立ち、別当湛増亦紀伊に興り、短兵疾駆、荘園を焼掠する、数を知らず。園城寺の緇衣軍、南都の円頂賊、次いで動く事、雲の如く、将に、旗鼓堂々として、平氏政府を劫さむとす。是豈、烈火の如き入道相国が、よく坐視するに堪ふる所ならむや。
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【大菩薩峠 みちりやの巻】
徳川の中期以後、日本には多くの平民宗教が起りました。
法然、親鸞、日蓮といったように、法燈赫々、旗鼓堂々たる大流でなく、草莽の間、田夫野人の中、或いはささやかなるいなかの神社の片隅などから生れて、誤解と、迫害との間に、驚くべき宗教の真生命をつかみ、またたくまに二百万三百万の信徒を作り、なお侮るべからざる勢いで根を張り、上下に浸漸して行くものがあります。
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【ジャン・クリストフ 第十巻 新しき日】
あなたの従姉が、その審美心と戸外運動と実務の才(というのは、実務的能力と家庭的専横性とを彼女は母親から受け継いでいますから)のすべてを、いかにうまく調和さしてるかを見ると、実に不思議なほどです。そんなものを一つに混合することは考え得られもしません。しかし彼女はそれらを混合して平然としています。彼女は狂気に近い風変わりな性質でありながら明晰な精神を失わないと同様に、自動車でめまぐるしく飛び回っても常に確実な眼と手とを失いません。まったく一個の女丈夫です。夫や来客や家人などすべてのものを旗鼓堂々と統率しています。彼女はまた政治にも関係しています。彼女は「殿下」の味方です。
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- このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解 四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。
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Last updated : 2024/06/28