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興味索然
きょうみさくぜん |
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作家
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作品
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正岡子規 |
【歌よみに與ふる書】
物いはぬよものけだものすらだにもあはれなるかなや親の子を思ふ
の如き何も別にめづらしき趣向もなく候へども、一気呵成の処かへつて真心を現して余りあり候。ついでに字余りの事ちよつと申候。この歌は第五句字余り故に面白く候。 |
川上眉山 |
【書記官】
お前も少しは |
岸田國士 |
【風邪一束】
凡そ今日では、病気の数がどれくらゐ殖えたらうか。病名がきまつて、病原のわからぬものも随分あると聞いてゐるが、病原がわかつても、予防ができず、予防はできても治療できない病気の名などは、あまり耳にしたくないものである。さて、風邪のことになるのだが、私は、医学上、此の病気がどう取扱はれてゐるか知らないし、何々 |
辻潤 |
【ふもれすく】
一九二三年の夏、僕は昨年来からある若い女と同棲、××××の結果、精神も肉体もはなはだしい困憊状態におかれて今までに覚えのない位な弱り方をした。それで毎日煙草を吹かしては寝ころんでいた。興味索然と、はなはだミサントロープになり、一切が癪にさわって犬が可愛らしく思われたりした。友達などがたまたま訪ねてきてくれたりすると非常に失礼をいたしたりした。
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岡本かの子 |
【ガルスワーシーの家】
老夫人は特に客に此の結論に注意せよといったふうに、「その通り」と話が余りにまとまりよく、そして鮮かに引き結ばれたので、その後に残った却って興味索然とした空白が四ツの顔をただまじまじさせた。 |
石川啄木 |
【葬列】
若し途中で、或は |
佐野昌一 |
【虫喰い算大会】
第三十階選士になったからといって、この虫喰い算の書はつまらないものと化したわけではない。また改めてもう一度第一会場からくりかえしてみられると、また新なる感興を覚えられるであろう。虫喰い算は、一度や二度解いたから、そのあとはもう興味索然とするような、そんな薄っぺらなものではない。こうして二度三度四度とやりかえすために、本書にインキで書き込むことは控えて、なるべく軟い鉛筆で記入されたいものである。
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